尻尾の長さは犬種スタンダードに含まれないため、一般的に尻尾は生後数週間で切断(断尾)されちゃうんだ。
牧畜犬として働いていた際、世話をするのは羊よりも牛の方が多く、牛に尻尾を踏まれて怪我をすることを避けるために、ウェールズのペンブロークシャー州で尻尾を切る習慣が始まったんだよ。
切断の方法は、尻尾の根本をバンド状のもので締め付け、人為的な血行障害をおこさせて行うんだよ。
そして尾骨の関節で切断されちゃうんだ。
実施方法によっては完全に根本から切断されず、ごく短い尻尾が残っている個体もみられる。
(断尾する人によって上手い下手があるのかな?)
従来、生後数週間であればこの方法によりほぼ無痛で断尾ができると考えられてたんだけど、近年では子犬でも痛覚が発達しており負担がないとは言いきれないとの指摘もあって、動物愛護の観点から断尾が見直される傾向があるんだって。
いくつかの国では断尾を禁止する法律も施行されているんだけど、日本ではコーギー=尻尾が短い、または無いと言うイメージが多いためか、多くは断尾されちゃっうんだ。(ペットとして飼うなら尻尾を切断する必要は特別ない、との見方もあるんだけどね?)
ペットショップなどでは断尾されている状態で売られている事がほとんどなんだ。
※一説によれば、コーギーの断尾は耳も尻尾も毛の色も似ているキツネと間違えないようにするため、とも言われているんだよ。
本当かな?・・
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